下肢静脈瘤の種類と特徴|たまる循環器内科・静脈瘤クリニック|門戸厄神駅より徒歩1分

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下肢静脈瘤の種類と特徴

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下肢静脈瘤の種類と特徴

下肢静脈瘤にはいくつかの種類があり、症状や見た目や治療法が異なります。ここでは代表的な4種類について説明します。

伏在静脈瘤(ふくざいじょうみゃくりゅう)

最も一般的なタイプの静脈瘤で、太ももやふくらはぎの主な表在静脈である伏在静脈が膨らみ、コブ状に浮き出ます。伏在静脈の弁が壊れ、血液が逆流することで発症します。

症状
  • 足の血管がボコボコと浮き出る
  • 夕方になると足がむくむ
  • 足がだるく、重く感じる

側枝静脈瘤(そくしじょうみゃくりゅう)

伏在静脈から枝分かれした静脈(側枝)が膨らむタイプで、足の末端の静脈の逆流防止弁が壊れることで発症します。ふくらはぎや膝の周囲に多く発生し、伏在静脈瘤に続いて発症することが多いです。

症状
  • 膝下の足の血管がボコボコと浮き出る
  • 夕方になると足がむくむ
  • 足がだるく、重く感じる

網目状静脈瘤(あみめじょうじょうみゃくりゅう)

皮下の細かい静脈(直径2~3mm)が網目状に広がる静脈瘤です。青紫色の細い静脈が網目状に広がるのが特徴。ふくらはぎや太もも、膝裏に多く見られます。青紫色の見た目が気になることが多いですが、他の症状は軽い場合が多いです。

症状
  • 青紫色の網目状の血管
  • 見た目が気になるが、痛みは少ない
  • まれにかゆみや軽い違和感がある

クモの巣状静脈瘤(くものすじょうじょうみゃくりゅう)

網目状静脈瘤よりもさらに細い(直径0.1~1.0mm)静脈に発症し、非常に細い血管がクモの巣のように放射状に拡張します。盛り上がりが少なく、赤紫色の線状になるのが特徴です。

症状
  • 赤紫色の極細血管がクモの巣状に広がる
  • 痛みはほとんどない
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