内科について

当院の一般内科では、体全体に影響を及ぼす多様な疾患に対応しています。以下の症状が見られる場合、内科的な疾患が考えられます。内科的な症状は幅広く、原因となる疾患も非常に多岐にわたるため、代表的な症状・疾患をご紹介します。

発熱は体温が通常範囲を超えて上昇する状態を指します。成人の場合、通常体温は36.5℃〜37.0℃程度ですが、発熱が続くとこれを超えることがあります。発熱は主に感染症や炎症に対する身体の防御反応として現れることが多いです。

咳や痰は、呼吸器の異常を示す代表的な症状であり、風邪や気管支炎などの軽度なものから、肺炎や喘息、COPD（慢性閉塞性肺疾患）などの慢性疾患まで、さまざまな病気が原因となることがあります。特に、長引く咳や血痰、息苦しさを伴う場合は、早めに医療機関を受診することをお勧めします。

胸やけや胃もたれは、胃酸の逆流や消化機能の低下によって起こることが多く、食後や横になると症状が悪化することがあります。軽度なものであれば一時的な不調として治まることもありますが、繰り返す場合は下記のような消化器疾患の可能性があります。

全身倦怠感は、疲れやストレスによる一時的なものから、感染症や内分泌異常、貧血などの疾患が原因となることがあります。特に、長期間続く場合や、発熱・体重減少・息切れなどの他の症状を伴う場合は、何らかの病気が関与している可能性があるため、早期受診しましょう。

循環機能や排尿機能が低下することで血液中の水分が血管の外に水分が浸み出した状態で、皮下に水分が溜まった状態です。「浮腫（ふしゅ）」とも呼ばれており、重力に従って下肢にでることが多いです。むくみは、日常でよくみられる症状ですが、その原因には循環器疾患が関係している場合も多々あり一度精査してみると良いでしょう。循環器疾患以外にもむくみの原因は多岐にわたります。