ビタミンCは水溶性のため、経口摂取しても余剰分は尿としてすぐに排泄されてしまいます。高濃度ビタミンC点滴では、通常の食事やサプリメントでは摂取しきれない大量のビタミンCを、点滴によって直接体内に届ける治療法です。ビタミンCは抗酸化作用を強力に発揮し、免疫力の向上や肌の老化防止、疲労回復、肩こりの緩和が期待できます。さらには美肌やがん予防にも役立つ成分として注目されています。また一部ではがんの補助療法としても用いられています。

なお初回点滴時には、G6PD（グルコース6リン酸脱水素酵素）定量検査を実施します。G6PDが欠損していると、高濃度ビタミンC点滴が赤血球を破壊し、溶血性貧血を引き起こす可能性があります。このため安全に点滴治療を行うために、G6PD欠損症の有無を事前に調べ、その結果をもとに治療を進めます。

高濃度ビタミンC点滴の効果

• 美白・美肌効果
  メラニンの生成を抑え、日焼け防止や透明感のある肌へ
• 抗酸化作用
  体内の活性酸素を除去し、老化を防ぐ
• 免疫力向上
  風邪やウイルス感染の予防・回復を促進
• 疲労回復
  ストレスや疲労の蓄積を軽減
• コラーゲン生成促進
  お肌のハリや弾力をサポート、毛穴の引き締まり

こんな方におすすめ

• 美肌を目指したい方（シミ・くすみ・ハリ不足が気になる）
• 免疫力を高めたい方（風邪や感染症の予防）
• 疲労回復をしたい方（ストレスや過労が続いている）
• エイジングケアをしたい方（活性酸素を除去し、細胞の若返りをサポート）
• がん予防・補助療法を考えている方

施術について

所要時間	30〜60分
施術頻度	週1〜2回がおすすめ（目的や体調に応じて調整）
副作用	基本的に副作用の心配は少ないですが、空腹時や二日酔い時に点滴を受けると低血糖症状を引き起こす可能性があります。またごくまれに注射に伴う副作用として注射部位の疼痛、発赤、皮下出血、腫れ、熱感、色素沈着、感染症、血管迷走神経反応、神経損傷などの可能性があります。

高濃度ビタミンC点滴の料金表

【自費診療】 準備中

グルタチオン点滴は、強力な解毒作用と抗酸化作用を持つグルタチオンを体内に直接補給する治療法です。肝臓で生成されるこの抗酸化物質は、体内の有害物質を解毒し、代謝を促進、肝機能の改善にもつながりデトックスや疲労回復に効果的です。また、美白や美肌効果もあり、医療現場で広く使用されている安全な成分です。

グルタチオン点滴の効果

• 美白・透明感アップ
  メラニン生成を抑え、肌のトーンを均一に
• 抗酸化作用
  活性酸素を除去し、細胞の老化を防ぐ
• デトックス効果
  肝臓の解毒機能を助け、体内の有害物質を排出
• 疲労回復
  ストレスや過労による倦怠感を軽減
• 神経保護作用
  神経細胞を保護し、脳機能をサポート

こんな方におすすめ

• シミ、ソバカス、くすみの改善を目指したい方
• エイジングケアをしたい方（肌のハリや弾力を保ちたい）
• シミや肝斑などのデトックスを行いたい
• 慢性的な疲労やストレスが気になる方
• 二日酔いや肝機能の低下が気になる方
• パーキンソン病など神経系の疾患に関心がある方

施術について

所要時間	30〜60分
施術頻度	週1〜2回がおすすめ（目的や体調に応じて調整）
副作用	基本的に副作用の心配は少ないですが、まれに血管痛を感じることがあります。またごくまれに注射に伴う副作用として注射部位の疼痛、発赤、皮下出血、腫れ、熱感、色素沈着、感染症、血管迷走神経反応、神経損傷などの可能性があります。

グルタチオン点滴の料金表

【自費診療】準備中

ビタミンB群注射（通称「にんにく注射」）は、過労やストレスからくる倦怠感や疲労感に有効なビタミンB1を主成分とした疲労回復・エネルギーチャージに効果的な治療法です。肉体的な疲れだけでなく、術後の回復や肩こり、偏頭痛、関節痛、風邪の引き始めなどにも有効です。にんにくのような香りがすることから「にんにく注射」と呼ばれていますが、実際ににんにく成分が含まれているわけではありません。肉体疲労の回復に重要なビタミンB群が含まれています。

ビタミンB群注射・点滴の効果

• 疲労回復
  エネルギー代謝を促進し、体のだるさを軽減
• 血行促進
  冷え性や肩こりの改善をサポート
• 免疫力向上
  風邪予防や回復を早める
• 二日酔いの改善
  アルコール分解を助け、スッキリ感を取り戻す
• 美肌効果
  新陳代謝を促し、肌の調子を整える

こんな方におすすめ

• 慢性的な疲れや倦怠感がある方、夏バテや冷え性が気になる方
• 仕事やスポーツでエネルギー消費が多い方
• 寝ても疲れが取れない方
• 風邪をひきやすい、免疫力を上げたい方
• 二日酔いを素早く解消したい方

施術について

所要時間	注射なら5〜10分、点滴なら30分程度
施術頻度	週1〜2回がおすすめ（体調に応じて調整可能）
副作用	まれに点滴部位の腫れやほてりを感じることがありますが、一時的なものです。またごくまれに注射に伴う副作用として注射部位の疼痛、発赤、皮下出血、腫れ、熱感、色素沈着、感染症、血管迷走神経反応、神経損傷などの可能性があります。

ビタミン注射の料金表

【自費診療】準備中